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ホモ・エレクトゥス。[絶滅動物図鑑]

ホモ・エレクトゥス
Homo erectus

ホモ・エレクトゥスの画像
科名
ヒト科
その他の名前
ホモ・エレクトス
学名:[Homo erectus]
分類
哺乳類、霊長目、真猿亜目
生息地(発見地)
アフリカ、アジア(中国、インドネシア)
時代
約100万年前~10万年前
全長
身長:130cm~180cm
体重
不明
食べ物
雑食(果実や穀物などの植物や動物の肉など)
ホモ・エレクトゥスの画像2
解説
ホモ・エレクトゥスは今から約10万年前に絶滅したとされる人類の仲間で有名な北京原人やジャワ原人などもホモ・エレクトゥスの仲間に分類されます。また、以前はピテカントロプス・エレクゥスという名前で呼ばれていました。
学名のホモ・エレクトゥスとは「直立した人」という意味でその名があらわす通り、普段から直立していたと考えられています。

ホモ・エレクトゥスは頭蓋骨の形状などから現生人類と比べて脳の容量が75%程度であったと推測されていますが、石器などの道具を作り使用し、生活の中で火を利用して肉を調理するなどの行為を行っていた事が分かっています。
また、熱帯や亜熱帯地域の木々の疎らに生えた草原や林などを主な生活の場にしていたとされていますが、ホモ・エレクトゥスは火を用いて暖をとる事ができた事から温暖な地域だけでなく寒冷地にも進出していく事ができました。