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スコーメナキア。[絶滅動物図鑑]

スコーメナキア
Scaumenacia

スコーメナキアの画像
科名

その他の名前
学名:[Scaumenacia curta]
分類
肺魚類、肉鰭類
生息地(発見地)
北アメリカ(カナダ)
時代
デボン紀
全長
約60cm
体重
不明
食べ物
肉(甲殻類など)
解説
スコーメナキアは生きた化石として有名なシーラカンスなどに代表される肉鰭類に属している魚であり、現在では世界中にたった6種しか生存していない肺を持った肺魚であった事が分かっています。

これまでに発見されている化石からスコーメナキアの体には大きな長いヒレが複数備わっていた事が分かっており、その姿は上記の画像のように優雅なものであったとされています。
細くなっている頭部に対して胴体部分がかなり太く胴体の下辺にはがっしりとしたヒレがありました。

現在では非常に珍しい種となってしまった肺魚ですが化石では280種が確認されており、現生の肺魚は全て淡水性ですが以前は海生の肺魚も存在していたようです。
また、現在の陸上脊椎動物はスコーメナキアと同じ肉鰭類から発生し進化したと考えられています。